こんにちは、にこ(@nikoblogmemo)です。
10年ほどイラストソフトSAIを使っていましたが、最近CLIP STUDIO PAINT PRO(クリップスタジオ)を使い始めました。
この記事は
- 趣味で使える安いイラストソフトを探している
- SAIからクリップスタジオに移ろうか迷っている
- クリップスタジオの機能が使いこなせるか気になる
という方に、完全イラスト素人目線からSAIとクリップスタジオのメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
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SAIからクリップスタジオへ乗り換えるメリット
様々なイラストソフトが販売されている中で
- 断トツの売り上げを誇るCLIP STUDIO PAINT PRO
- シンプルな機能が人気のSAI
どちらかよりイラスト初心者に向いているのか、ひとつずつ解説していきます♪
図形ツールが使える
SAIには、円や四角を描くツールがありません。
でもクリップスタジオには図形ツールがあるので、円や四角形をキレイに描くことができます。
例えば…人間よりキャラクターの絵を描くことが多い場合は、円ツールがあるのとないのでは、かなり出来上がりに差がでます。
3Dデッサン人形が使える
クリップスタジオでは、イラストのポージングや下書きのための3Dデッサン人形が使えます。
- 人間のポーズが上手くかけない!
- 二人以上のイラストが苦手!
という方には大きな助けになります。
背景素材・トーンが使える
クリップスタジオには、イラストの背景に使える素材やトーンが最初から入っています。
SAIには背景やテクスチャ、トーンなどの機能は一切ありません。
イラスト初心者だからこそ、イラスト以外の部分は便利な機能を使って短時間で仕上げるというのもいい練習法です♪
テキストが入れられる
SAIって本当に便利なんです。
軽くて使いやすくて初心者向きです。
でもひとつだけ残念なのが、テキストを入れる機能がないこと。
その点クリップスタジオでは、テキストレイヤーを追加して文字入れをすることができます。
初心者向けの操作マニュアルが豊富
イラストをソフトを始めて扱う時って、何から設定したらいいのかとか、どこからツールが増やせるのかとか調べることがたくさんありますよね。
クリップスタジオにはそんな操作マニュアルが公式であります。
基本的な描き方~イラスト講座まで網羅されているので、初心者向きのマニュアルになっています。
SAIからクリップスタジオへ乗り換えるデメリット
ソフトが重い
とにかく機能が多い分、クリップスタジオはソフトが重いです。
同じパソコンでSAIとクリップスタジオを使って比較してみましたが、クリップスタジオはたまに動きが遅くなります。
3Dデッサン人形やトーンは使わない人には、デメリットになると思います。
機能が多すぎる
クリップスタジオは、機能がものすごく多いです。
イラストを加工しない方には、正直できることが多すぎて、持て余してしまうかも。
それに比べてSAIは操作画面も、操作自体もシンプルです。
使いこなせるまでに時間がかかる
クリップスタジオは、使いこなせるまでに時間がかかります。
これは、はっきりと言えます。
イラストが上手な友人が、慣れたソフトからクリップスタジオに替えたところ
操作が難しすぎて、描くことがめんどくさくなった…
と言っていました。
SAIが向いている人・クリップスタジオが向いている人のまとめ
SAIが向いている人・クリップスタジオが向いている人をまとめるとこのようになります。
- パソコンの操作に自信がない人
- イラストソフトの容量を抑えたい人
- イラストに加工や文字入れをしない人
SAIはパソコンの操作に自信がない方に向いています。
- ツールを使ってイラストを描きたい人
- いつか漫画を描く予定があるかもしれない人
- デッサンに不安がある人

イラスト初心者は「クリップスタジオ」を買った方が良い
メリットデメリットを並べましたが、基本的な操作や使えるペンの種類はどちらもほとんど変わりません。
ソフトの価格は
- SAI 5,500円
- クリップスタジオ(ダウンロード版)5,000円
※2020年1月22日現在
と、むしろ機能の多いクリップスタジオの方が安いです。
動作の重さを気にしないのなら、私は断線CLIP STUDIO PAINT PROをおすすめします!
SAIもクリップスタジオも体験版があるので、まずは体験版を使ってどちらか自分に向いているか実際に触ってみてください♪
これからイラストを描き始める人におすすめのペンタブ
これからデジタル絵を描かれる方におすすめのペンタブも紹介しています。

実際に使ってみたレビューも書いているので、是非チェックしてみてください♪